ヘビ毒


出血毒と神経毒の二種類があり、日本に生息するマムシやハブの毒は出血毒。コブラやブラックマンバは神経毒。

出血毒は消化酵素の変異らしく、酵素っぽい名前の〜〜チンやら〜〜チドって名前が付いている。
血液凝固作用を阻害し、血管細胞を溶解させるそうだ。

凝固阻害ってところが、使いようによっては薬になりそうだ。

神経毒は、〜〜シンって名前が多く、アルカロイド。フグ毒のテトラドトキシンも同じ仲間。

アルカロイドの神経毒は、加熱してもなかなか分解しないそうなので、調理しても毒が消えない。

神経毒は、神経受容体のナトリウムチャンネルやカリウムチャンネルやカルシウムチャンネルに作用して、神経を麻痺させるとのこと。

なるほどね、そういうマイナスイオン系の分子の取り込みが阻害されると、マイナス電荷が伝わらなくなるわけだから、神経遮断になるんだろう。

夏場に大量に汗かいて、ナトリウムやカリウムを短時間に失うと、自律神経がヘタって倒れるのも、原理的には同じなんだろう。

糖タンパクの中には、神経毒を中和するものもあるそうで、ヘビ毒の血清ってのは多分そういうやつなんだろう。

化学っちゃ色々おもしろい。